自費出版なんて他人事だと思ってました。
みなさん!先日発売された「マルボン本・第二号」はもうご覧いただきましたでしょうかぁ!
第二号なんて言っておりますが、僕のブログではそもそも創刊号の紹介すらしておりませんでした。すみません。(汗)
というわけでありまして、マルボン本そのものをまだご存じない方もいらっしゃることかと思いますので、マルボン本とは一体何ぞや?というのを、ここでご紹介したいと思います!
マルボン本とは何を隠そう、丸福ボンバーズが2018年7月末日に初めてKindleにて出版いたしました劇団初の公式ガイドブックでございます!
いや、公式ガイドブックなんていうとなんか堅苦しい感じがするんですが、なんといいますか、劇団のムック本とも言うべきでしょうか、劇団に関するいろんな情報(公演情報や座長とゲストによるスペシャル対談、劇団の歴史、ボンバーの裏話やオリジナルコンテンツ、などなど)をギュッと詰め込んだ大変バラエティーに富んだ内容の電子書籍なんです。
初めての出版が電子書籍というだけでも驚きなんですが、驚きなのはそれだけではないんです。このマルボン本の価格がこれまた驚きなんです!
その価格なんと!
¥99
なんです。
そう、99円。
もうどういった理由でそんな価格設定にされてるのかまったく知るよしもないんですが、そこはやはり“敷居は低いけど質の高いエンターテイメントをお届けする丸福ボンバーズ!”、舞台だけでなく電子書籍にもその精神を反映させているんだなと想像をせずにはいられません!(きっと)
編集部はボンバー
そんなマルボン本の編集者はもちろんボンバー(劇団員)でございます。
”石川誠也 編集長”を筆頭にボンバーが結集し、皆でコンテンツの内容をあーだこーだ話し合い、それぞれが記事を考え文字を起こし、そしてそれらをスーパーデザイナーのY氏に託して紙面を完成させています。(このスーパーデザイナーY氏についてはまた後日しっかりとご紹介させていただければと思います!とにかくスーパーなデザイナーの方なのです。)
99円というお値打ち価格とはいえ、みなさまにはお金をだして買っていただくわけですから、それはそれは我々もしかっかりしたものを作ろうぞ!という意気込みで日々頑張っております。
創刊号のコンテンツ
さあさあ、そんなこんなのマルボン本・創刊号ですが、ざっくりと内容と目次をご覧いただければと思います。(もちろん、詳しい内容は買ってから読んでください〜!)
【 もくじ】
・マルボン本 創刊の言葉
・「さいごのなみだ」公演記念企画 ”NORIYASUの顔はキャンバスだ”
・特報!「結婚のススメ〜NO SURPRISE,NO LIFE〜」
・福島三郎 生誕半世紀の反省記 第一回「太田竜介」
・新人 細川遼による
「ACTOR’S FILE No.1”八木さおり”」「ACTOR’S FILE No.2”NORIYASU”」
・”2019年野崎数馬 問題 〜どうする野崎数馬 生誕50周年~”
愛すべき野崎数馬ポンコツ列伝
・丸福ボンバーズの歴史 黎明期
・Chitofuna Walker Vol.1「千歳船橋APOCシアター」
・仙台次号予告
・もってけドロボー!プレゼント!
・フォーチュン・コンシェルジュ 甲三江亭 de エム
・取るに足りないマルボン情報
・編集後記、次号予告
もうこれをみるだけで読みたくなってきたでしょう〜?
冒頭から存分に楽しんでいただける内容になっているんですが、個人的には中盤の「丸福ボンバーズの歴史 黎明期」がツボにハマりました。
石川誠也にすごく似ている「アンジョリーナ・ジェリー」のという謎の女優が、マルボンの歴史を語るんですけど、これがもうかなり視点が個人的で僕は笑っちゃいました。でも、意外と自分でも知らなかったこととか忘れていたことなんかもあったりして思わず読み入ってしまいました。これを読めばまさにマルボンの黎明期を知っていただけるのではないかと思います。
そして「”2019年野崎数馬 問題 〜どうする野崎数馬 生誕50周年~” 愛すべき野崎数馬ポンコツ列伝」
これ、かなりパンチの効いたタイトルですが、みなさまご存じマルボンの副座長・野崎数馬氏の数々の伝説や苦情をボンバーが語るコーナー。ボンバーそれぞれのカズマさんに対する熱い想いが込められている読みごたえたっぷりのコーナーです。
あとは、新人 細川遼による「ACTOR’S FILE No.1”八木さおり”」「ACTOR’S FILE No.2”NORIYASU”」
読んで字のごとくマルボンのニューフェイス細川遼が、体当たりの取材でさおさんとノリヤスさんにインタビューを行っています。
もう、他のも全部描きたいんですけど、この辺でストップです!
そんなマルボン本のご購入はこちらから!
第二号
↑石川編集長のお姉さんに描いていただいた第二号の表紙。
さあ、ここからは第二号の紹介!
マルボン本・第二号では僕もひとつコーナーを担当しております。
その名も「ウメラボ・梅里芸術研究所」
”芸術研究所”なんて、また大げさなタイトルを付けちゃったんですが、せっかく自分のコーナーを持たせてもらったわけですから、ここはもうドドンと強気に行きたい所存でございます。
ここでは、僕がむかし描いた自画像や、その他のもうお見せするのも小っ恥ずかしいような絵を引っ張り出してきて、生意気にも芸術を語らせていただいたりしております。
もちろん、未だに芸術のことなんて理解出来ておりませんが、だからこその研究所だ!ということで普段あまり考えないようなことをみんなで一緒に考えてみようよ!というスタンスでゴリゴリと企ててみました。
決して単に「ラボ」という言葉が使いたかったわけではないですよ。けっして、、、(一応、シリーズものとしてやっていくつもりっす。汗)
丸福ボンバーズという”フィールド”
ちょっと話が反れますが、僕はこれまで丸福ボンバーズに俳優以外でいろんな夢を叶えてもらいました。
ざっと挙げると、
- イラストレーター
- 写真家
- デザイナー
- 映像クリエイター(←ちょっと言い方大げさ)
などがあるんですが、(イラストレーターとか、写真家~とか言ってますが、あくまでも僕の趣味の範囲です。)マルボンは本公演以外でも子供向けのイベントやライブなどを過去に多数行ってきました。
で、その時々に僕はイベントで使う紙芝居の絵やスクリーンに投影する映像、またはHPやチラシに載せるボンバーの写真などさまざまなものを作らせてもらいました。自分の持っているスキルをそこで思う存分発揮させることができたんですね。
そして今回もうひとつ、雑誌編集者というあらたな夢を叶えてくれました。エディターですなエディター。
ひと昔前までは、雑誌の編集なんて誰でも出来るものではありませんでしたが、でも今はkindleのようなプラットフォームがあるから、多少の知識は必要ではあるけれども、個人が思い思いの出版物を発刊できるようになった。
今回、ウメラボをやるにあたって僕は文章から紙面のデザイン等をすべてやらせてもらいました。
それに当たって、久しぶりに本棚の奥の方に入っていたデザインの実用書を何冊かひっぱり出してきて「なんか大変だ〜」みたいなことを思ったりもしたんですが、やっぱりやり始めると楽しいんですねこういうことが。
過去に自分が描いてきた作品を、自分の手でレイアウト(デザイン)して紙面をつくり発表する。
僕は芝居も好きだけど、こういう、モノを作ったりすることが本当に好きなんだなあと、あらためてマルボン本の制作に携わって思いました。
丸福ボンバーズは僕の夢を叶えてくれたと言ったけれど、それはホントに嘘ではなくて僕の持っているひとつひとつの点(スキル)を一本の線にして、さらには面、そして立体にしてくれたプロデューサーのような存在です。
大増量!
マルボン本・第二号は創刊号からなんと16ページ増の60ページという大ボリュームとなりました!
前回からの引き続きのコーナーはもちろん、僕のウメラボや仙台ボンバー横マコの「仙台征服計画」などの新コーナーも加わってます。
【マルボン本・第二号もくじ】
・丸福ボンバーズ本公演 開幕直前特集!!!
「さいごのなみだ」にまつわる噺 〜キャスティングの謎を解き明かせ!〜
・特報!「結婚のススメ〜NO SURPRISE,NO LIFE〜」
・福島三郎 生誕半世紀の反省記
第二回 甲本雅裕
・ウメラボ 梅里芸術研究所
・新人 細川遼による
「ACTOR’S FILE No.3”藤沢実穂”」「ACTOR’S FILE No.4”梅里アーツ”」
・丸福ボンバーズの歴史
フナバシTOYS〜NICE EIJI 編
・Chitofuna Walker「Vol.2 居酒屋 喜楽」
・横マコの仙台征服計画
・フォーチュン・コンシェルジュ 甲三江亭 de エム
あなたの深層心理でのビール人間度
・もってけドロボー!プレゼント
・編集後記、次号予告
まず絶対に読んで欲しいのは、座長と甲本雅裕さんの対談!
これはですね、もう役者目指す人とかはそこら辺の”役者になるための~”みたいなハウツー本を買うより、このお二方の対談を読め!と僕は個人的には言いたいですね。お二人の思い出話の内容から感じ取れ!みたいなことです。はい。(ちょっと何言ってるか分からないかも知れないですがそういうことです)それぐらいの価値があります!
そして9月の本公演「さいごのなみだ」の内容について、座長のサブさんの解説が詳しく載っています。あのチラシに載っている大量のキャストの配役やあらすじのようなものがス~っと頭に入ってきます。こちらも必読っす!(ちなみに今回はわたくしの妻も日替わりで出演いたします。初の夫婦共演です!)
そしてそして、特報!「結婚のススメ〜NO SURPRISE,NO LIFE〜」
こちらは来年1月に新宿・紀伊国屋ホールを皮切りに上演される丸福ボンバーズ・ブーストの続報!
恵比寿ガーデンプレイスにある「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」にての豪華チラシ撮影の模様をお伝えしてます。(あそこの利用料は一体誰が支払ったんだ?!みたいなことがいつも頭をよぎりますが、あえて聞かないようにしています。)
前回から引き続きの「フォーチュン・コンシェルジュ 甲三江亭 de エム」の独自の世界観なんかもやっぱりぶっ飛んでいておもしろいし、「もってけドロボー!プレゼント」も創刊号よりちょっとだけパワーアップしております。(みんなプレゼント応募してね~)
ちょっと全部はご紹介できませんが、駆け足でご紹介させていただきました「マルボン本・第二号」、ほんとにたっぷりとお楽しみいただける内容になっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
マルボン本・第二号のご購入はこちらから!
第三号の内容を考えねばだな、ネバダ州、、、寝ます。